【目的】何のために動いているのか、答えが出ない日のこと

自立性と目的をテーマにした価値観コラムのアイキャッチ画像

何のためにやっているのか、と問われたとき、すぐに答えられますか。

キャリアのため、生活のため、家族のため。答えは出てくる。でも、どれもしっくりこない。本当の答えじゃない気がして、また別の答えを探し始める。

忙しさの中でその問いは消えていく。消えたのか、見ないふりをしたのか、その境目すら分からなくなっていく。

どこへ向かっているかという問いに答えられないことは、失敗ではありません。ただ、答えを探すのをやめているとしたら、何かを恐れているのかもしれません。

ミカとナオコは、4月1日の午前9時、目的という問いの前で立ち止まっている。答えが出ない日の正体を、静かに探る会話です。

目次

4月1日 9:00 AM〜目的という問いの前で〜

ミカ

ナオコさん、最近、何のためにやってるんだろうって、ふと考えることありますか。

ナオコ

あるよ。夜中に洗い物してるとき、急にこれって何のためなんだろうって思うことあるから。答えは出ないまま、翌朝になったらまた同じことしてるんだけど。

ミカ

私も深夜に仕事してるとき、何のために働いてるんだろうって浮かぶんですよ。キャリアのため、生活のため、って答えは出てくるのに、どれもしっくりこなくて。

ナオコ

しっくりこないんだよね。答えは出るのに、本当の答えじゃない感じがして。

ミカ

しっくりくる答えって、どこにあるんですかね。考えれば考えるほど、遠くなる気がして。

ナオコ

私も考えようとすると、忙しさが戻ってきて、問いがどこかに消えるんだよね。消えたのか、見ないふりをしたのか、その境目がよくわからないけど。

ミカ

見ないふりをしてるのかもしれないですよね。向き合うと、何か出てきそうで怖いというか。

ナオコ

何が出てくるのが怖いのかって、考えたことあるかな。私は、答えが出たとして、今の生活を変えなきゃいけなくなるのが怖いのかもしれないよ。

ミカ

変えなきゃいけなくなるのが怖い、か。問いに向き合わない方が、今のままでいられるから、避けてるのかもしれないですね。

ナオコ

そうなんだよね。何のためにって問いが消えない間は、まだ何かを求めてるってことなんだろうけど、向き合う覚悟がまだないのかもしれないから。

ミカ

目的って、最初から持っているものだと思ってたんですけど、問い続けることでしか見えてこないものなのかもしれないですね。

ナオコ

そこはそうだと思うよ。夜中の洗い物の中に出てきた問いを、翌朝も覚えていられるかどうか、それだけのことなのかもしれないから。

目的としての価値観と向き合うとき

どこへ向かっているか分からないまま動き続けることは、珍しくありません。ただ、問いそのものを手放したとき、動くことだけが目的になっていきます。

答えが出なくても、問い続けていることに意味があります。しっくりこない答えを並べながら、本当の答えに近づいていくこともあります。

怖いのは、答えが出ることではなく、答えが出た後に何かを変えなければならないことかもしれません。それでも、問いを持ち続けている人は、まだ途中にいます。

あなたの「目的」という価値観はどこにありますか?

・何のためにやっているのか、すぐに答えられない問いがありますか
・目的を考えようとすると、忙しさが先に来て後回しになりますか
・答えが出ることを、どこかで避けていると感じることがありますか

もし一つでも引っかかるものがあれば、ワークへどうぞ。

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