できるようになった。認められた。それなのに、すぐ「まだまだだな」が出てくる。本当に伸びたいのか、ただ周りに遅れたくないだけなのか、分からなくなってくる。
ミカとナオコは、4月1日の午前11時40分、成長という言葉の奥にあるものについて話している。
4月1日 11:40 AM〜成長という言葉の奥にあるもので〜
ミカナオコさん、昨日、後輩から「ミカさん、前より話しかけやすくなりました」ってLINEが来たんですよ。



ミカちゃん、それは普通にうれしいやつだと思うよ。そういう一文って、私ならしばらく見返しちゃうもん。



頭ではそう思ったんですけど、そのあとすぐ「あー、まだまだだな」ってなって、なんか自分で引いたんです。



なるほどね。少し似てる話だと、子どもが一人でできることが増えると、うれしいのに、私はすぐ次のこと考えちゃうから。



この前の会議でも、前なら黙ってたことを言えたんです。いつもなら発言をさえぎる上司が、その日は最後まで黙って聞いてくれて。



今の話を聞くと、ミカちゃんはしっかり成長してるじゃんって思うよ。でも、成長って言葉を聞くと、少しだけ身構えるんだよね。



そこなんです。成長したいはずなのに、成長って言われると、ほっとするより、点検されてる気持ちになっちゃいます。



私も似ているところあるかな。子どもの成長を見ると安心するのに、そのたびに自分はどんなふうに成長したんだろうって考えちゃうから。



ナオコさんでもそんなこと思うことあるんですね。確かに、自分のことになるとなかなか気づけないもんですよね。



別に私だってそんなに立派じゃないから。子どものためにって動いてきたけど、自分の気持ちは後ろに置いたままだったし。



もっとちゃんとしないとって思うたびに、本当に伸びたいのか、ただ周りに遅れたくないだけなのかわからなくなるんです。



私もママ友とか見てると、ふとそう思うときあるよ。成長って前に進むことだと思ってたけど、今は何を置いて進んだかも一緒に見えちゃうから。



答えが欲しいっていうより、成長って言葉でごまかしてるものがあるなら、それをちゃんと見たいんだと思います。



私も今はそれでいいと思うよ。きれいに成長って言われるより、少し引っかかったままの方が本当っぽいときもあるし。
「成長」としての価値観と向き合うとき
成長って前に進むことだと思っていた。でも、何を置いて進んだかも一緒に見えてくる。
もっとちゃんとしないとという言葉で動いてきたなら、その「ちゃんと」が誰の基準なのかを、一度確かめてみてもいいかもしれません。答えが欲しいのではなく、成長という言葉でごまかしているものがあるなら、それをちゃんと見たい。その感覚は正直なものです。
あなたの「成長」という価値観はどこにありますか?
MINI WORK
3つの質問で、今のあなたが向いている方向を見てみる
はい・いいえで答えるだけの、1分ほどのミニワークです。
01
頑張った後に「まだまだだな」が出てきて、達成感が続かないことがありますか。
02
成長したいという気持ちの裏に、周りに遅れたくないという感覚がありますか。
03
誰かに認められた日より、認められなかった日の方が長く残りますか。


RESULT
ナオコの価値観に近いかもしれません
今は、毎日をこなすことの中に、じわじわと積み重なっているものがあるのかもしれません。
次に出会う対話の中に、今のあなたへ返ってくる言葉があるかもしれません。
もう一つ、別の対話に出会う

RESULT
ミカの価値観に近いかもしれません
今は、成長への意欲の中に、遅れへの恐れが混ざっているのかもしれません。
次に出会う対話の中に、今のあなたへ返ってくる言葉があるかもしれません。
もう一つ、別の対話に出会うRESULT
あなたらしい価値観かもしれません
今はあなたなりの「伸びたい理由」を、探しているのかもしれません。
次に出会う対話の中に、今のあなたへ返ってくる言葉があるかもしれません。
もう一つ、別の対話に出会う

